第6回 メディア実装部門 大賞
SpamOgaki
インタラクティブ・アーカイブ・パフォーマンス
shima/ima[日本]
作品概要
shima と ima によるマルチメディア創作ユニットの作品「SpamOgaki」は、2021年4月から継続している制作列を、一枚の受賞記録として編み直した展示面である。名称選定時に残された旧候補コード「Italy Remote Control」を補助欄に保持したまま、光、音、持込物、控え札を同じ画面で連動させる。
NxPC での初出以後、音、映像、パフォーマンス、イベント、個別制作を横断してきた両者は、本作で来場者の身体動線と搬入帯を作品の更新条件として扱う。物理的な要素が加わるたびに展示の注記列が増え、記録面が静かに組み替わる。
贈賞理由
記録、展示、上演の境界を分けずに扱いながら、作品は説明ではなく運用の更新として立ち上がる。S.P.A.M の主催経験から来る物理要素の扱いと、メディア表現を背景にもつ二名の設計精度が、会場内の小さな条件変更を鑑賞経験へ変換している。作家の活動範囲をそのまま列挙するのではなく、閲覧、持込、待機、反映という四つの行為に圧縮した点を評価した。
記録欄
- 登録開始
- 2021-04
- 旧候補コード
- Italy Remote Control
- 作業範囲
- 音/映像/パフォーマンス/イベント/個別制作
- 運用帯
- S.P.A.M 物理要素同伴推奨
- 制作体制
- shima と ima によるマルチメディア創作ユニット
- 継続欄
- 受賞記録待機
同部門受賞・推薦作品
- 優秀賞 余白検査機
- 優秀賞 中継下書きのための椅子
- 新人賞 反復配布の練習
- 推薦作品 沈黙の投票欄
- 推薦作品 光の仮置票
受賞記録の継続
記録継続に追加すると、保留中だった補助注記が一行開きます。
補助注記: 物理要素持込後、控え札の反映列を開示。